2012.03.30

就職先決定に関する学生調査2011

大学4年生・大学院2年生の9月時点での就職活動の実態を、就職先決定状況別に把握する調査です。2011年卒予定者の、就職先決定状況、自己評価、情報源、企業選びの重視条件、大学による就職支援策についての意見などのデータを掲載しています。

【調査概要】

調査項目

将来の仕事についての考え、就職活動の自己評価、社会人・企業との接触や就職活動の行動量、情報源、企業選びの重視条件、大学の就業力育成施策についての意見など

調査時期

2010年9月

調査対象者

2011年3月卒業予定のマクロミルモニターのうち、民間企業就職を希望する大学3年生および大学院2年生

 

【調査結果の要旨】

~就職活動における心理~

先輩の就職活動を見て、「厳しい就職環境が続くから、自分もがんばらなければならないと思った」学生が67%。
逆に「なんとかなる」と楽観視するのは17%で少数派。現在の就職活動に関する心境は「辛い・大変」が半数に及んでいる。
一方で、「楽しい」と答える学生も27%。

~就職に向けた意識・行動と自己評価~

9月時点での「入社予定企業決定者」は「未決定者」と比べ、社会人・企業との接触が多く、自分や社会に対する理解度が高い。
OB・OGやリクルーターとの接触、インターンシップへの参加については、他の活動に比べ、決定者でも十分だったと思う人の割合が低い。

~就職活動中の考えや意思決定に影響した情報源~

9月時点では、就職先決定/未決定にかかわらず、「企業から得た情報」に影響をうけたと回答。

~就職活動時期ごとにみた、企業を選ぶときに重視する条件~

就職活動開始当初に比べて、決定者が最も重視するようになった項目は、「一緒に働きたいと思える人がいるかどうか」。
就職活動開始当初は、決定/未決定にかかわらず、「業種」「職種」「勤務地」を重視。
就職活動開始当初から、就職先決定時点(未決定者は調査をした9月時点)で、選択率が最も上がった項目は、決定者は「一緒に働きたいと思える人がいるかどうか」、未決定者は「勤務地」。

~大学による、就業力育成のための施策についての意見~

学生は「就職支援」「教職員・学内運営」関連、学長は「教育方針・内容」関連の施策を重視。
学生は「キャリアセンターの強化」「現在いる教員の教育力向上」「OB・OGとの関係強化」などの施策を重視。
学長は「学生の就業観、勤労観の育成」「初年次教育の強化」「キャリアセンターの強化」などの施策を重視。

 

※『リクルートカレッジマネジメント 166号/Jan-Feb.2011』への、リクルートワークス研究所 主任研究員 豊田義博の寄稿です。